広島東洋カープ
☆広島東洋カープ情報☆
広島東洋カープ
〜2011球団別戦力分析
◆
広島東洋カープ
打撃部門
少し物足りなさを感じる打線であるが、長距離砲の補強と
個々人の実力を100%発揮してもらえれば、得点力は充分にある
と思われる。昨年3割をたたき出し、盗塁王にも輝いた
梵英心がどれだけベースを駆け回れるかがポイント。2番打者の
東出とのコンビは抜群で、二人でのチャンスメイクは見もの。
できたチャンスを3番広瀬、4番栗原が上手く物に出来れば、
得点力は格段にアップする。特に、栗原はケガの影響もあり、
昨年も本塁打は、15本だったが、最低30本は打ってもらいたい。
また、急成長を遂げた岩本の存在は大きく栗原と同じく、30本超の本塁打数を期待したい。
新入団のトレーシーにも期待がかかる。大砲不足がうたわれている広島東洋カープにとって、
この3人の活躍は必要不可欠。1番から5番までの打線がフル稼働すれば、Aクラスも
見えてくるだろう。
◆広島東洋カープ 投手部門
広島東洋カープのピッチングスタッフといえば、昨年投手3冠の
タイトル(最多勝・最優秀防御率・最多奪三振)を総なめにした、
前田健太があげられる。何をとっても申し分ないピッチングで、
球界を代表する投手に成長した。特に、縦に割れる大きな
カーブは圧巻で、このカーブにより打者の視点とリズムを崩し、
翻弄している。長期的にエースとして君臨するだろう。
しかし、前田健太に続く投手が手薄で、ジオ、スタルツ、齋藤、篠田では、物足りない。
大竹寛の復活は絶対に必要だ。先発も手薄だが、中継ぎ陣も不十分。横山竜二は昨年、
及第点の働きをし存在感はあるものの1枚では厳しい。移籍組の豊田や菊地原など、
ベテランの活躍も期待したいところ。また、抑えの永川も不安定要素があり、シュルツとの
2枚看板で相手打線を抑え込んで行きたいところ。最後に大型新人、福井の存在が
投手陣を救うカギとなるだろう。
◆広島東洋カープ 総合評価 68 C
先発 ★★★★★★☆☆☆☆ 6
中継ぎ ★★★★★☆☆☆☆☆ 5
抑え ★★★★★★★☆☆☆ 7
内野守備力 ★★★★★★★★☆☆ 8
外野守備力 ★★★★★★★★☆☆ 8
捕手 ★★★★★★★★☆☆ 8
打撃力 ★★★★★★☆☆☆☆ 6
機動力 ★★★★★★★★☆☆ 8
ベンチワーク ★★★★★★★☆☆☆ 7
選手層 ★★★★★☆☆☆☆☆ 5
広島東洋カープの最大の弱点は、投手力である。前田健太と言う球界を代表する投手が
いながら、後に続く先発投手陣、中継ぎ陣も薄い。抑えに関しても永川、シュルツでは不安が
残る。守備力や捕手能力は高いレベルにあるのだが、投手力不足によりディフェンス野球が
やりきれていない。しかしながら、内外野ともに高い守備力を誇っているので、強みを
活かして投手を救ってもらいたい。打撃は、少し物足りない面はあるものの、打線としての
つながりは充分にあり、昨年のように主力選手がケガで戦線離脱しなければ、ある程度の
得点は見込める。あとは、少し薄めの選手層をどのような戦術で補い、攻めて行くかの
ベンチワークが重要となる。監督の采配如何で、Aクラスに食い込むことも、最下位に
甘んじることもあると思われるので、野村監督の手腕に期待したい。
◆広島東洋カープの主力選手
前田健太(まえだ けんた)
★★★★★
140km台中盤の速球とスライダーを中心にピッチングを組み立てを
する。最大の特徴は、ドロンと縦に曲がるカーブ。このカーブを
ポイントで使うことにより、打者の視点を上下にずらし、体の軸を崩す。
このカーブにより差し込まれたり、泳がされたりし打者は翻弄される。
制球力も抜群で、右打者のインコースをズバッと攻め込み、
アウトコーナーぎりぎりのボール美しく放り込む。まったく手が出ず、
あっさり三振というシーンを良く見る。2010年最多勝、最優秀防御率、
最多奪三振、とタイトルをほしいままにした。今年も、タイトル総なめに期待が
かかるセリーグ野NO1右腕。
大竹 寛(おおたけ かん)
★★★★
150kmの威力あるストレートを武器に押さえ込む本格派右腕。
スライダーの切れも抜群で奪三振率も高い。課題は制球力で、
甘く入った球を痛打されるケースが見られる。スライダーを活かす
ためのフォームに原因があると言われるが、制球力さえアップさ
せればもうひとまわりビッグな投手になることは間違いない。
スライダーだけでなく、シュートボールも上手く使える。ランナーを
背負ったときのクイックモーションもはやく、フィールディングもすばらしい。
投手としての能力は非常に高く、前田健太とともにダブルエースとしての
活躍を期待したい。
ブライアン バリントン(ぶらいあん ばりんとん)
★★★★
MAX150kmの速球を持っているが、通常は140km後半のストレート
で勝負する。変化球は、ツーシームやカットボール、スライダー、
チェンジアップなど、打者の芯を上手くはずし凡打の山を築く。
特徴は、安定した制球力と冷静なコンビネーション。193cmの
長身と長いアームから放たれるボールは、スリークォーターから
でてくるためかタイミングが微妙にずらされる。低めに投げれば
何とかなると、丁寧に投げ込む姿勢が功を奏している。
日本のプロ野球にあっている投手だ。
永川勝浩(ながかわ かつひろ)
★★★★
最速153km/hの球威あるストレートと、フォークボールが武器の
クローザー。フォークボールは、打者の顔の高さから一気に
落ちる落差の大きいく決め球で、三振を撮るにはもってこいの
ボール。カウントをとる落差の小さなフォークボールもあり、
見極めにくいのも特徴。奪三振率が非常に高く、毎年投球回を
大きく上回る奪三振数を記録している。セットポジションから上げた
足(膝)が顎に当たる投球フォームが特徴。
栗原健太(くりはら 健太)
★★★★★
長打力が魅力のスラッガー。スラッガーではあるがバットコント
ロールもよく、三振が少ない。選球眼もよく獲得した四死球も多く
出塁率も高い。変化球の対応は元来うまく、最近は速いストレート
への対応力も向上している。逆方向へのシャープな打撃も多く、
コンスタントに広角に長打を打てる器用さとパワーを持ち合わせ、
スイングミスの少ない打者でもある。バットのヘッドを内から
外に投げ出すような「インサイドアウト打法」を打撃の基本としている。
廣瀬純(ひろせ じゅん)
★★★★
パンチ力があり、速い打球で野手の頭上を越したり、野手の間を
破ったりと、魅力あふれる主力打者だ。ただ、引っ張り専門の
バッティングをするため、相手投手によって項不調の波もでてきて
しまう。広角に打つことができれば、打率上位に食い込む才能を
充分に持っている。大きな体格のため、守備はいまひとつかと
思いきや、すばらしい守備力を持っている。俊足で守備範囲が広く、
おまけに強肩ときている。捕殺率も高い優秀な外野手だ。
球界を代表するスパースターになる成り得る素晴らしいプレーヤーだ。
梵英心(そよぎ えいしん)
★★★★
2010年盗塁王。守備も俊敏な動きを見せ、2010年ゴールデングラブ賞
獲得。遊撃手は、中日の荒木、横浜の石川、巨人の坂本、阪神の
鳥谷など、守備の名手がそろっているが、彼らを抑えての受賞は
価値がある。守備範囲の広さはもとより、肩の強さが一際光り、
矢のような送球で刺す姿は非常に美しい。バッティングは、バットを
短く持ち、コンパクトにフルスウィングをするのが特徴。上位打線の
打者として、状況に応じたバッティングが上手くでき、パンチ力もあり
本塁打も打てる。入団当初は荒いバッティングが目に付いたが、一皮むけ今や
チームの顔の一人まで成長した。
前田智徳(まえだ とものり)
★★★
広島カープの侍。妥協を許さない天才打者。バランスのとれた
好打者。通算打率は3割を超え、山本浩二(2割9分)、
山内一弘(2割9分5厘)らを上回る球団最高記録。
95年に、右アキレスけん断裂の大ケガをし、
以降は毎年、下半身の故障との苦闘が続いているが、
コンスタントに結果を出している。どのコース、球種にも対応
できる万能打者。出場機会は減ってきているが、今年も天才打者の本領発揮を
期待。
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