読売ジャイアンツ☆球団別戦力分析

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読売ジャイアンツ
〜球団別戦力分析


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◆読売ジャイアンツの今年の展望は?
読売ジャイアンツは昨年復活をかけて3年ぶりに原監督を招聘した。
チーム改革として、清原、ローズ、江藤など大砲を放出し、スピードを
中心にした「スモールベースボール」を掲げた。しかし、ジャイアンツ
はロッテからアジアの大砲 李承Yや、オリックスよりパウエル、
西武より豊田など大物選手を獲得し、金満体質は変わらなかった。

06年のジャイアンツは、移籍組みの活躍により快調なスタート
ダッシュをきれた。今年こそジャイアンツの優勝を感じたファンも
多かったに違いない。しかし、主力メンバーのケガによる長期離脱でズルズルと後退して
いった。ジャイアンツは最後には、Bクラスに陥落した。

2007年のジャイアンツは、チームリーダー小久保が移籍したものの、日本ハムより小笠原を
獲得し、李承Y、高橋由伸とのジャイアンツ中軸は磐石。ジャイアンツの中軸は、高橋由伸が
本来の調子を取り戻してくれるだけで、破壊力に天と地ほどの差がでる。

ジャイアンツの上位陣は、若手がかなり台頭し、どの選手で固定できるか原監督の手腕に
かかっている。昨年後半ブレイクした脇谷亮太、25盗塁を記録した鈴木尚広、機動力のある
矢野謙次、亀井義行などジャイアンツの1・2番を構成するに値する若手が出てきた。
ベテラン小坂、木村拓也、小関、清水など本来 力のある選手も張り切っている。
今年オリックスより獲得した谷選手の起用も面白い。非常に器用な打者で三振も少ない。
中距離も打てる2番打者として適任かもしれない。

ジャイアンツの下位打線は、クリンナップも打てる二岡選手を筆頭に、阿部慎之介や1・2番
候補にあげられる上記のメンバー達。数多くの戦力を抱えるジャイアンツは、打線を固定化
出来れば、磐石だと言えよう。原監督復帰2年目のジャイアンツは、ベンチの采配如何で
充分に優勝戦線に名乗りをあげるメンバーである。

ジャイアンツの投手陣は昨年不調だった上原投手が軸となり、内海投手、パウエル投手、
昨年ローテーションに定着した姜 建銘、5勝をあげた西村健太郎投手など先発の柱は
確立していると言えよう。また、高橋尚成投手や復活が期待される木佐貫投手も先発に
名乗りを上げており、今年 横浜から新加入の門倉投手も含め、投手王国を確立する
可能性は十二分にある。

中継ぎ、抑え投手としては、久保投手、林投手、、そして豊田投手。抑えに不安は残るが、
ジャイアンツの中継ぎ人もリーグトップクラス。

今年のジャイアンツは、戦力的には非常に充実しており、昨年までのアンバランスなチーム
ではない。優勝候補の一角に充分に名を連ねえるチームであることは間違いない。
選手の能力を充分に見極め、適材適所の起用を行うことが出来れば、必ずやV戦線に
名乗りをあげる恐るべきチームである。


◆読売ジャイアンツの課題
ジャイアンツの最大の課題は、足を使えない攻撃とリリーフ陣の
人材不足と、ここ数年言われてきた。しかし昨年は、足を生かすため
足のある若手を積極的に起用。盗塁は38から73、犠打も69から
83と大幅に伸ばしている。失点は737から592と大きく減らして
いる。内容は非常に良くなってきている。しかし、打線は固定化する
ことができず、得点能力が激減している。また「スモールベース
ボール」には不可欠な守備力もいまいちで、失策は82とドラゴンズの
60とは、20以上劣る。キャンプでの鍛えなおしが必要。ドラゴンズは圧倒的な練習量で
鍛え上げられた守備力を誇る。若手には徹底的に実践ノックを行って欲しい。クローザーに
ついては、西武から移籍2年目の豊田投手が今年も担うことになるが、器用な打者の多い
セ・リーグでは不安をぬぐえない。

昨年も同じ事を書いたが、一昨年の防御率3.97、昨年は3.32は非常に危険な数字だ。
日本一に輝いた3年前は0.98と絶対的なクロザーとして君臨したが少し不安が残る。
一昨年抑えで成功した林投手は05年防御率1.61で、昨年は中継ぎで62試合に登板し、
防御率2.88と奮起した。林投手を試合後半、どのように起用するかが生命線と思われる。
ダブルストッパーとして考えたほうがいいかも知れない。

気を使いながら起用する采配は、もう終わった。今年の原ジャイアンツは、首脳陣の絶対的な
信頼感で、野手、投手共に固定化を図ることが出来れば、必ずV奪回は可能だ。


◆読売ジャイアンツの主力選手
  上原浩治(うえはら こうじ) ★★★★★

     読売ジャイアンツのエースというより球界を代表するエース。
     最多最優秀防御率投手賞(99年、04年)、最優秀新人賞(99年)、最優秀投手賞、
     最多勝利投手賞、沢村賞、ベストナイン賞(99、02年) 、最多奪三振投手賞、
     ゴールデングラブ賞(99、03年) と数々のタイトルを手にした球界のエースは、
     昨年は満足いくピッチングができなかった。テンポの良いピッチングと、
     直球とカットボールのコンビネーションは最高。20勝投手の復活を期待。

  高橋尚成(たかはし ひさのり) ★★★★

     ストレートの切れがよいコントロール投手。ここ数年、本来の実力を発揮することが
     できず、2桁勝利もない。ジャイアンツの浮沈は彼にかかっている。変化球を主体に
     した組み立てから、ストレート中心の組たての方が成功している。好不調の波が
     なければ、15勝は狙える強力左腕。

  門倉健(かどくら けん) ★★★★
         
    長身から投げ下ろす角度のある速球と、落差のある
    フォークボールが武器の本格派右腕。中日・近鉄・横浜・
    巨人と4球団を渡り歩いた苦労人。過去在籍した各チーム
    でも主力投手として活躍。05年には最多奪三振のタイトル
    を手にしている。コントロールも安定し制球力は十分にあり、
    投球術にも長けている。基本は先発型の2桁を計算できる
    投手だが、落差のあるフォークを武器に抑えを任せても良い
    信頼のおける投手。


  内海哲也(うつみ てつや) ★★★★

     スリークォターに近い位置からリリースされる切れ味鋭い球筋を持つリーグ屈指の
     左腕。150km近い回転の速い速球を中心に、スライダー、シンカー、カーブと
     変化球の切れもすばらしい。基本はストレートとスライダーのコンビネーションで
     組み立てているが、シンカーやチェンジアップを織り交ぜての緩急を使った
     ピッチングもできる投手。投手王国再建に欠かせない最強左腕投手。
     

  阿部慎之助(あべ しんのすけ) ★★★★

ジャイアンツの誇る強打の正捕手。ホームランもさることながら、
確実性の高い打撃は魅力。球種に対して順応性があり、
すべての球に対応できる。盗塁阻止率は非常に高く、強肩捕手と
して安心感はある。故障と背中合わせなのが気になるところ。
リード面では、アウトコ−ナー中心の無難なリードが目立つ。
相手打者に読まれる配球が多く、狙い打ちタイプの打者には
    やられるケースが見られる。直球主体のリード力を磨き、投手の良さを引き出したい
     ものだ。もうワンランク上の捕手を目指したいところ。

  パウエル (ジェルミー パウエル) ★★★★

     ドスンと投げ込まれる威力のあるストレートが武器の本格派右腕。長身から投げ
     下ろされる速球は、かなりの角度があり迫力満点。変化球は縦に大きく割れる
     カーブが武器で、落差があり打者を幻惑させる。投球パターンは、威力ある速球と
     カーブ・チェンジアップの緩急をつけるコンビネーション。緩急の差は40km近くあり
     タイミングを合わせずらい。内角をズバッと突く強気の投球も武器の一つ。

  小笠原道大(おがさわら みちひろ) ★★★★★

    アベレージも本塁打も狙えるミスターフルスイング。
    球界屈指のスラッガーのイメージが強いが、本来は
    アベレージヒッターで打点を稼ぐ頼れる主軸打者である。
    4番には李承Yがいる為無理に本塁打を狙わず、3番打者
    として自身の役割を果たしてほしい。過去6回のゴールデン
    グラブ賞を受賞しており守備力も高い。走塁もアグレッシブで
    プロ選手として最高峰のプレイヤーである。責任感が強く
    ナイーブな面を持ち合わせていることが弱点加も知れない。

  二岡智宏(におか ともひろ) ★★★★

     走攻守そろったチームの要。体調万全なら3割30本は打てる打者。
     リストの強い巧打は右中間へ長打する。足も見せれるので俊足巧打で
     アグレッシブなプレーを見たい。守備では、ショートの奥深い所から見せる
     強肩は球界一。ジャイアンツの目立たぬ功労者。

  李承Y(イ スンヨプ) ★★★★★

     ジャイアンツ不動の4番打者としての存在感を示している。かつてはインコース高め
     には滅法弱く、アウトコースには強さを発揮した。インコース攻めに苦しみ、ローボール
     しか捕らえられない、得意球と苦手球がはっきりした打者だった。しかしそれも克服し
     三冠王を狙える打者に変貌を遂げた。強力打線の中核として実力を遺憾なく発揮
     してもらいたい。
    


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読売ジャイアンツ 広島東洋カープ 横浜ベイスターズ
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