東京ヤクルトスワローズ
☆東京ヤクルトスワローズ☆
東京ヤクルトスワローズ
〜球団別戦力分析
◆
東京ヤクルトスワローズ
の昨年状況と今年の展望は?
東京ヤクルトスワローズ
の昨年の話題は、古田プレイング
マネージャー一色となっていたが、攻守ともに若い力が台頭
してきおり、優勝戦線に名乗りを上げるチームであった。台風の目
として期待値も高かった。しかし、投手陣の誤算もあり、上位2チーム
を脅かすまでにはいたらなかった。
今シーズンの東京ヤクルトスワローズ最大の誤算は、投手陣に
ある。4年連続2ケタ勝利を挙げている石川雅規投手は、15勝近く
あげてもらいたかったが10勝どまり。
しかも防御率4.53とかなり悪く、打線の援護により勝ち星を拾った感が強い。川島亮投手は
一昨年の故障からの復活を期待されたが昨年も故障で2勝どまり。11勝をあげた石井一久
投手もメジャー帰りの実力を期待されたが充分とは言いがたい。10勝を期待されていた、
ガトームソン、ゴンザレス、藤井秀悟投手も1ケタの勝ち星で物足りなかった。
東京ヤクルトスワローズの誤算は、中継ぎ・抑え投手にもおよぶ。五十嵐投手の離脱と、
絶対的ストッパー石井弘寿投手の左肩痛での長期離脱は非常に痛かった。ただ、その穴を
埋めるべく高津臣吾投手や木田優夫投手、館山昌平投手らが東京ヤクルトスワローズ
中継ぎ・抑え陣の屋台骨を支えた。
誤算続きの東京ヤクルトスワローズ投手陣だったが、今シーズンは故障選手の復活と、
主力投手が本来の実力を発揮してくれれば、戦力的には非常に高い。フルメンバーで戦う
ことができれば、先発・中継ぎ・抑えと駒がきっちりとそろっている。
一方、東京ヤクルトスワローズの打撃陣は期待に答えた。一昨年591得点が昨年は669点
と跳ね上がっている。特に、脅威の2番となったリグスの活躍は目をみはる。打率は惜しくも
3割に届かなかったものの本塁打39本打点94は2番打者としては、すばらしい結果だ。
192安打を放ったトップバッター青木宣親選手とともに、東京ヤクルトスワローズの恐怖の
1・2番コンビを確立した。07年もチームを引っ張っていくことは間違いない。
クリーンナップもまずまずの出来で、ラミレスは本塁打こそ下がったが打点112は立派。
パンチ力があり、得点圏打率も高い宮出隆自選手も東京ヤクルトスワローズの中核を担う
選手にのし上がってきた。メジャー移籍で抜ける岩村明憲選手の穴をどう埋めるかが問題。
ラロッカ、ラミレス、宮出のクリンナップで充分機能すると思われると思われたが、ラロッカの
オリックス移籍もあり、中軸問題も浮上。
最大の問題は、下位打線だ。ベテラン宮本の後継者 田中浩康、そして捕手米野の活躍を
期待したい。
今年の東京のヤクルトスワローズは、古田監督の2年目のシーズンで采配も充分機能して
来ているので、期待値も高い。先にも述べたように、投手陣、打撃陣も充実しており、本来の
実力さえ出せれば、優勝争いに加わることは間違いない。
昨年は、右肩痛のため36試合の出場にとどまった古田監督であるが、マスクをかぶる機会も
増えるかもしれない。今年の東京ヤクルトスワローズの明暗は、古田監督の選手としての
活躍と、米野捕手のがんばりにかかっていると思われる。
◆東京ヤクルトスワローズの課題
ここ数年、チーム打率・チーム防御率は悪くないのであるが、得点力
が低く接戦に弱かった東京ヤクルトスワローズ。しかし、昨年の
東京ヤクルトスワローズは、打撃陣の開花で、得点力不足が解消
されている。逆に、投手陣の弱さがめについた。故障選手も多かった
せいもあるので、今年は期待できる。
ただ、投手陣が崩れる要因は、味方の失策によるところも大きい。
昨年の失策数100は、一昨年の51と比較して倍近くなっている。
従来、東京ヤクルトスワローズは、名手がそろっており、一昨年の失策数は、ディフェンス野球
を中心とした中日ドラゴンズより少なかった。ドラゴンズはヒット性のあたりをアウトにしたり
捕殺率が高かったりし、プラスアルファの要素を持っているチームである。そこまでは期待
しないが、従来どおり確実にしとめる守備力は欲しい
昨年の個人失策数は、メジャー移籍の岩村12、米野11、田中10、ラロッカ10、リグス10と
目も当てられない。外野は俊足の青木がカバーするにしろ、問題は捕手米野である。
インサイドワークに問題、打撃の弱さ、加えて失策まで多ければいいとこなしである。
古田監督の後の捕手で、プレッシャーも大きいが今年は見せてほしい。守備力に関しては、
練習でなんとかなるはずなので、キャンプ、シーズン問わずびしびししごいてプロらしい
プレーを見せてもらいたい。
古田監督の兼任捕手は非常にハンデがある。古田捕手の盗塁阻止率も年々悪化しており、
米野智人捕手の成長が東京ヤクルトスワローズの浮沈を左右する。
宮本選手がどこまで活躍できるかも気になるところだが、まずは、捕手問題を解決するすることと
岩村・ラロッカの抜けたクリンナップをどう組むかが一番の課題であろう。
◆東京ヤクルトスワローズの主力選手
川島 亮(かわしま りょう)
★★★★
セ・リーグ新人王の栄光も少し陰を潜めている。右肩痛に悩まされ思い通りの
ピッチングができていない。故障さえなければ、最多勝・防御率のタイトルは取れる
本格派投手であるだけに非常に残念。今年は東京ヤクルトスワローズ投手陣の柱
として期待される。右打者には圧倒的な強さを発揮。精度の高いコントロールと
先頭打者を出さないピッチングは、安心感を感じる。直球の切れがすばらしく、
どんどん投げ込んでくる。フォーク・スライダー・カットボールも武器となっている。
東京ヤクルトスワローズの中でも屈指の好投手と判断しているので、あえて
選手紹介のトップで紹介させていただきます。
藤井秀悟(ふじい しゅうご)
★★★★
左ヒジ手術から完全復活。ヤクルトスワローズのエースとして期待される左腕。
球持ちが良く躍動感あふれるピッチングで相手打者を圧倒。負け数が多いのは
気になるが、直球の切れが復活し、キレのあるスライダー、鋭く沈むチェンジアップ
も以前同様すばらしい。後半調子を崩したが故障前のピッチングに戻っている。
毎年援護点には恵まれず、好投をすれど勝ち星につながらない面もあるが
実力は折り紙つきなので、最多勝を目指してフル回転してほしい。
石川雅規(いしかわ まさのり)
★★★★
ヤクルトスワローズ先発ローテーションの軸。5年連続2ケタ勝利。
近年、負け数が多いのが少し不満。防御率も非常に悪く、援護点がなければ
勝ち星を挙げられない投手として、東京ヤクルトスワローズ先発投手の
4番手といわれている。ただ、左打者を攻略できれば15勝はできる。
167cm(公称169cm)の小さな体から投げられるカットボールは、右打者の胸元を
えぐり、外角に沈むスクリューボールが武器。打たせて捕るピッチングが主体で
あるが、リーチが長く遠心力を使ったストレートにも威力がある。内角にに緩く落ちる
スクリューボールを身につければ、飛躍的に勝ち星も延びると思われる。
五十嵐亮太(いがらし りょうた)
★★★
2004年に日本人最速タイの158キロを記録した剛球右腕。
その後横浜のクルーンに話題をさらわれたが、周囲の期待は高かった。
しかし、昨年9月末「右肘靭帯断裂」が発覚し、シーズンオフに手術。
東京ヤクルトスワローズとしては、大きな痛手であるが、手術後の
リハビリ治療の影響で、2007年シーズンの復活は絶望と見られている。
東京ヤクルトスワローズ 中継ぎの顔として働いてきただけに非常に
残念である。
石井弘寿(いしい ひろとし)
★★★★
東京ヤクルトスワローズ 屈指のクローザー。150km/hを超えるストレートと
キレの良いスライダーが武器。平均145キロの速球で打者を追い込み、右打者の
胸元を突くスライダーで三振の山を築く。奪三振率が高く安定感抜群。
左打者に対しての決め球がなく、外角一辺倒の単調なピッチングになるのが
課題。昨年内角への鋭い直球を磨けば、もう一段上の投手となる。
五十嵐同様、左肩痛のため2007年の登板は絶望的と思われる。
東京ヤクルトスワローズにとっては非常に痛い投手である。メジャー移籍はあきらめ
故障を乗り越えて、東京ヤクルトスワローズ・日本球界での復帰をファンは待っている。
古田敦也(ふるた あつや)
★★★
ミスター・東京ヤクルトスワローズ。昨年は、監督就任1年目で、しかも
相次ぐ戦線離脱者が続出で苦戦した一年であった。選手としては右肩の故障
により出場機会は限られたものになり、ほとんどが代打での出場だった。
結局終わってみれば自己最低と言っていい成績に終わり、契約更改では
プロ野球史上最大減俸となる1億8000万円ダウンの6000万円で契約を更改。
変化球を打つ技術は絶品。特に、フォークボールを拾う打撃は一流。左足の
踏ん張りの強さがバッティングを支える。捕手としてのリード面は超一流で、
投手陣を引っ張る。ただ、肩の衰えが否めない。年々盗塁阻止率が下がって
きているのが不安材料。
リグス(アダム リグス)
★★★★
2005年に東京ヤクルトスワローズに入団し、2軍暮らしも長かった苦労者。
今期2番打者に定着してから、大ブレイク。先制、同点、勝ち越し打などチームに
貢献する価値ある本塁打が多いのが魅力。打撃だけではなく、俊足にも定評がある。
外国人選手としては珍しく、ヘッドスライディングをするなどガッツあふれるプレーも
見せる。選球眼も非常に良く、外国人特有のキワドイつり球に手をだし、引っ掛けて
チャンスを潰すことも少ない。試合の流れを呼んだチームバッティングができ、
東京ヤクルトスワローズの1・2番に欠かせない選手である。
宮本慎也(みやもと しんや)
★★★★
東京ヤクルトスワローズを代表する名手。日本代表の主将を努め球界の評価も高い。
昨年は、怪我で2度の戦線離脱を余儀なくされた。5年契約での3年目のを終え
来期は復活を誓う。長島ジャパン主将、WBC代表などの「世界一査定」を評価に
加えてもらい、500万円増提示。しかし、奮起を促すため減額を申し入れ、差額を
二軍 戸田球場の改修費用に当てるように要望し承認されたという美談をのこす。
おもしろデータ プロ野球投手編
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